子どもの権利委員会では、子どもの人権に関することを扱っています。
- 子どものための相談窓口(子どもの悩み事相談)を設けて、子どもの権利に関わる事案について、無料での法律相談をお受けしています。
- 学校と子どもとの関係調整活動も実施しています。弁護士会が、中立の立場で関わり、学校に対して対応改善を求めることもあります。
- いじめ事案が発生したときに、市町や教育委員会から依頼を受けて、第三者調査委員会の委員となるべき弁護士を派遣することもあります。
- 子どもが逮捕されたときなどに、当会の刑事弁護センターを通じて、当番弁護士を派遣することもできます。
子どもの悩み事相談窓口
20歳未満の方、未成年の子どもを養育する親や親族の方のための、無料の相談窓口です。
- いじめを受けている、いじめが続いているが、どうにかしたい。
- 学校の先生から、暴言を言われたり、暴力を振るわれたが、助けてほしい。
- 親からの暴言や過干渉、虐待に悩まされているが、助けてほしい。
- 学校で、部活動中や休み時間中に怪我をしたけど、学校の責任は?
- 不登校になっている、学校に通えるようになりたいが、どうにかしてほしい。
- 子どもの養育者が不在で、どうにかしたい。
など子どもの権利に関わる相談をお受けしております。
学校との関係調整制度
子どもの悩み事相談窓口でご相談いただいたケースの中には、学校と子ども本人との間に、弁護士会が中立の立場で介入して、双方の関係調整を実施し、場合によっては、学校に対して改善を求めていくのが適切な事案があります。
弁護士会では、弁護士が、調整役となって活動する学校との関係調整制度を用意しております。
いじめ調査第三者委員会の委員派遣(行政向け)
在学中の子どもがいじめを受けて不登校になったり、ときには自死行為に至る事案があります。弁護士会では、そのような事案を受けて発足する第三者委員会(設置主体は、市町や教育委員会であることが通常です)に、調査に当たる弁護士委員を派遣しております。